各種 アクリル水槽設備に関して

CONTENT
1、当社の水槽設備と選定機器や設備に関して
2、アクリル水槽用蓋 仕様詳細とオプション (別窓が開きます)
3、上部濾過アクリル水槽 セットについて
4、上部濾過槽のカラーに関する注意
5、大型水槽におけるオーバーフロー加工
6、中 小型の水槽についてのオーバーフロー加工
7、河川水観察水槽 河川水比較観察水槽 下水処理施設展示水槽 概要
8、水没気密観察水槽設備について
9、上部濾過アクリル水槽セットの各部名称とセットアップ

  • 1、当社の水槽設備と選定機器や設備に関して

  • 当社の水槽設備と選定機器や設備に関して、他社の水槽設備と選定機器や設備が違いますがどうしてですか? また、水槽工房さんの水槽セットは過剰設備では無いですか? とのお問い合わせが 寄せられますので 個々に関してご説明いたします
    採用する機器の選定や 水槽設備加工や仕様は製作する会社によって考え方が違います。
    当社は安全性と長期使用と使い勝手を考え、様々な設備を標準仕様として、採用致しておりますので過剰設備とは考えておりません。お客さまには少しでもより安価に、またより良い製品を購入して戴ける様にと考えており、より良い加工や機器などが有った場合、今後も積極的に採用していこうと考えております。
  • オーバーフロー水槽 ポンプの流量に関して
    1番多く寄せられるお問い合わせが、他社のセット製品と、ポンプ流量が多いと言うお問い合わせです。当社は、通常は1時間に水量の5回転~7回転をさせるよう計算しポンプを決定いたしております。
    キャビネットオーバーフロー水槽セット、スチール水槽台オーバーフロー水槽セット共に50Hz地域と60Hz地域でポンプも変え、セットしご提案しております。また、当店の上部濾過アクリル水槽セットは安全の為に全てダブルポンプ以上の仕様で5回転以上水を循環させるように設定致しております。(基準7回転)
  • コーナーカバー
    自立式のコーナーカバーや、キスゴムで付けるコーナーカバーは使い難いばかりでは無く、魚が少し当たっただけで動いたり、外れたりしてしまう事があります。当社のコーナーカバーは安全性を考慮し全て以下仕様にて完全固定です。
    1.ポリカーボネートボルトにて完全に固定
    2.はめ込み式完全固定
    3.上方スライド式による完全固定
    また お申し出がございましたら、スリット位置やスリット幅、カバー位置など個々に対応いたしますので、何でもご相談下さい
  • オーバーフロー濾過槽

    ドレンバルブが無い濾過槽や、水槽と違い濾過槽を薄い板で製作している場合もありますが、当社の濾過槽は長期使用と安全性を考慮し制作致しております。
    当社 オーバーフロー濾過槽の標準仕様は

    1.ドライウールボックス 標準装備
    2.ドライボックスのオーバーフロー加工
    3.ダブルポンプ仕様
    4.1、3槽目ドレンバルブ排水
    5.3槽目ヒーター、サーモスタット設置用穴加工、同蓋 切り欠き加工

    オプション
    1.薪水垂れ流しオーバーフロー加工
    2.2槽目エアーレーションスペース加工
    3.殺菌灯架台吊下げ加工
    4.濾過層内自転循環加工
  • 水槽蓋

    3ミリ程度の塩ビ蓋では すぐに反ってしまいまいますので、当社の塩ビ蓋は5㍉~8ミリ厚を使用し照明器具をご使用の場合も、充分な補強を施していますので長期に渡り使用できます。

    ※充分な補強を貼り充分な強度を持った蓋の場合でも使用条件や、年月の経過によって
     反る場合がありますが、現物をお送り頂く事で、別途製作する事も出来ます。

    詳細は 水槽蓋仕様とオプションを ご覧下さい
  • 2、アクリル水槽用蓋 仕様詳細とオプション(別窓が開きます)

  • 3、上部濾過アクリル水槽 セット について

    扱いやすさを重視した 大型水槽入門用 枠重合接着アクリル水槽に 上部濾過槽、蓋、レイシーP型ポンプを セットしました
  • 国産キャスト板を使用した枠重合接着アクリル水槽に上部濾過槽、蓋、コーナーカバー、ポンプをセットにした基本セットです
  • 濾過能力を強化し長期使用と安全面を優先し オール透明国産キャスト板を使用した枠重合接着アクリル水槽 上部濾過セットです
  • 水槽背面/底面にブラックキャスト板を採用した アクリル水槽 上部濾過槽 セット。ベアタンク飼育の基本セットです
  • 水槽背面/底面/両側面の4面にブラックキャスト板を採用し アロワナ飼育を前提としたスペシャルタンクセット
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  • 4、上部濾過槽のカラーに関する注意

    上部濾過槽のカラーは 不透明色(ブラック、マットブラック、ホワイト、石目貼り)と透明色(透明アクリル) 半透明色(スモークブラウン)がございます。

    上記の中で 設置場所に、直射日光が当たる、間接的にも太陽光が入る部屋で日中かなり明るい、夏場にライトをリフトアップして使用する予定が有る、メタルハライドランプを使用する、等々の場合、透明と半透明は水槽と同様に、設置場所によって、濾過槽内にコケが生える場合がございます。水槽と違い濾材が入っておりますので、コケ取り清掃は濾材を一旦抜き、清掃する事に成りますので、非常に手間が掛かります。コケが生えそうな環境で水槽設置を される方は充分 ご検討下さい
  • 5、大型水槽におけるオーバーフロー加工

    オーバーフローの配管方法は コーナーカバー型オーバーフローと アクリル三重管オーバーフローが有り、当社はコーナーカバー型オーバーフロー配管を推奨させて頂いております。

    まず コーナーカバー型オーバーフロー加工の 1番のメリットとして、給排水など様々な加工がコーナーカバー内に全て収められる事が あげられると思います
    この事によって 新水垂れ流し予備オーバーフローや 貯水タンクから直接給水結線、また 定量排水等々 様々な便利な加工が可能となります。
    また アクリル三重管は、メンテナンスのためなど、一番外側の筒を回してはずせる構造になっていますので、接着したものに比べると、強度がやや弱くなりますので、大型魚が激突すると、ごく稀にですが、折れることがあり、折れた場合、最悪の場合、生体が全滅する可能性もありますので、大型水槽でのアクリル三重管でのオーバーフロー加工はお受けしないことにしております。

    また、底砂を敷くと、外筒をはずしたとき、管の接合部分に砂が入り込んでしまうので、底砂を取り除かないと、はずした管を戻す事が出来なくなります。このように、メンテナンスが非常に面倒になりますので、アクリル三重管仕様はお勧めしておりません。

    当店では大型水槽のオーバーフロー加工には、コーナーカバー仕様をお勧めしておりますが、その理由は以下のとおりです。

    ・ポンプからのリターン(吹き出し)を2系統以上取る事が出来る
    ・全排水や定量排水、水道 給湯からの給水加工が出来る。
    (大型水槽の場合、これらの加工が出来るのは、大きなメリットとなります。)
    ・すべての配管をコーナーカバー内にまとめることが出来る。
    ・魚の激突などによる配管設備の破損の危険が、最小限に抑えられる。
    ・底砂を敷いたままで、メンテナンスが出来る。
    ・各種メンテナンスが、アクリル三重管より容易である。(特に苔掃除)
    ※)少し不便ですが苔掃除の時アクリル三重管を外さなくても 上から清掃する事は可能です
  • 6、中 小型の水槽についてのオーバーフロー加工

  • コーナーカバー型オーバーフローにもアクリル三重管オーバーフローにも、長所短所がそれぞれありますので、小型・中型の水槽の場合、どちらでなければならない、と言うことはございません。
    ただ、飼育する魚種や、水槽のサイズ、置き場所などにより、
    向き不向きがあるのは確かです。

    比較的小規模の水槽の場合、コーナーカバー仕様にすると、狭苦しい感じになりますので、アクリル三重管の方が向いているかもしれません。

    以下に、当店の考える、水槽の大きさとオーバーフロー加工との相性を一覧にしてみました。
    これはあくまでも目安ですので、ご参考程度にご覧下さい。
  •   コーナーカバー アクリル三重管
    横幅900ミリ以下の小型水槽
    横幅1200ミリ程度の中型水槽
    横幅1500ミリ程度の中型水槽 ※1.)
    横幅1800ミリ程度の水槽 ※1.)
    横幅2000ミリ以上の水槽 ×
    ※1.)奥行きが有る水槽の場合 コーナーカバーにて 製作致します
  • ※ 飼育魚種が力の強い大型魚(レッドテールキャット、ピラルクーなど)の場合は、育成用の幼魚水槽でもアクリル三重管は安全性に不安がありますのでお勧めできません。
  • 7、河川水観察水槽 河川水比較観察水槽 下水処理施設展示水槽 概要

  • 河川水観察水槽 河川水比較観察水槽 下水処理施設展示水槽

    河川水引き込み生体観察用、単独アクリル水槽設備は大きく分けて2種類になります

    1.
    河川などの原水を砂利や石などを通し簡単に濾過したり、原水そのままを水槽内に引き込み、生体を飼育し、環境の変化や毒物の混入を観察する為の設備で一般のお客様に公開する場合とそうでない場合がございます。

    2.
    河川などの水を引き込み浄水場で濾過した水で生体を飼育し、水道水の状態を観察する為の設備で一般のお客様に公開する場合と そうでない場合がございます。
     
  • 河川水・浄水 比較観察水槽

    河川原水と浄水場で濾過した水を水槽に通過させ比較観察する水槽設備です

    この設備は最低2本を並べ、原水と、濾過した水をそれぞれの水槽に通し、生体を飼育し、環境の変化や毒物の混入などを比較観察したりする設備です
    また、一般に公開される場合は、原水を処理し綺麗になった事を見学に来られた方に、判りやすく見学して頂く為の設備として 展示公開される場合もあります

    ※浄水設備によっては浄水場の処理工程それぞれに水槽をセットし、原水が浄化され飲料水などになる行程を展示する場合もあります
  • 下水処理施設展示水槽設備
     
    下水処理設備で処理された水を引き込み、生体を飼育し処理した水が綺麗になった事を設備の見学に来られた方に見せる為の水槽設備で、通常は一般のお客様に展示公開する為の設備です
    尚 配管図面等は お打ち合わせ時に提出致します
  • 8、水没気密観察水槽設備について(別窓が開きます)

  • 9、上部濾過槽各部名称とセッティングマニュアル(別窓が開きます)

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